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令和に思う

 

- 令和に思う -

 

 新元号が施行されて一カ月が経過しようとしている。“何を今更”と言われる向きもあることを承知で本稿をあえて記してみる。
 
昭和・平成・令和 並べてみると一瞥して元号決定者の意図がわかるような元号系列となっている。すなわち、平成を中心に昭和 令和一様に「平和」を意識した和という漢字を適用している。
 
昭和の前半は言うまでもなく“戦争”の時代であり、最終的には人類史上初めての”原爆“によって終結を迎える。昭和後半の”復活“と”繁栄“は国民の弛まぬ努力とALL JAPAN 英知の結集であった。MADE IN JAPAN整品は全世界から絶賛されるようになるが、経済摩擦の要因につながっていく。
 
平成は昭和の産物である”バブル崩壊“の後始末と未曾有の”大災害“への対応と刻々と進化を遂げ予想を覆す自然の猛威との闘いの連続でもあった。50年に一度の豪雨とか秒速60メートル以上の大型台風の接近など自然の猛威が全国各地に派生し日本に安全神話は成り立たない。では令和の時代はどうなるのか、とりあえずわかる範囲で予想をしてみる。  
 
①平成以上の大災害の発生(特に水害等今まで経験したことのない豪雨や台風の発生)  
②南海トラフを中心とした大地震の発生 
③中国の脅威と米中対立の構図 
④其の他 自然の驚異と中国の脅威は世界的な問題になりつつあるが、米中の関係修復のため中立の立場にいるJAPAN外交に期待したい。又、隣国韓国や北朝鮮との関係修復と国交回復が期待される中、一刻の猶予もない拉致問題は最優先課題といえよう。
 

改めて、”令和“の二文字は万葉集の梅花の歌三十二首にある一文から抜粋したものだそうだ。この元号に託された思いは「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」とある。
 
新元号が発表された際に外国メディアが”order and harmony ”と英訳するや否や外務省は“beautiful harmony”と訂正したそうだ。「令」は一般的には秩序・命令という意味がありorderと訳しても問題ないが,元号決定と思いを熱く語っていた安倍首相を慮って即答したとしても不思議ではない。 ”コンタック600+“という風邪薬は有名であるが、田中真紀子元外務大臣から伏魔殿と称された外務省には ”ソンタク600α“という媚薬があるのかもしれない。
 
安倍首相は、第一次政権時代街頭演説で”美しい国“を強調し同名の書籍も出版していた。今回の”令和”に託した「美しく云々」には偶然とは言えない熱い思い入れがあるのだろうか?
故郷や帰省する田舎がない、都市部に生まれ育った若年層の男女に美しい国と声高に説明しても暖簾に手押し状態かもしれない。
日本には他国にない文化や芸能が各地に散在しているが、人口減に歯止めがかからない中維持していくだけでも一苦労だろう。
筆者が子供のころ大人は怖くていたずらでもしようものなら立ちどころに大声で怒られわんわん泣いても許してくれなかった。今思えば、「心を寄せ合うとか美しい心」とは全くかけ離れているが、大人になっても忘れられない教訓であり一瞬だった。たやすい事であれば、気持を一つにすれば思いや希望は叶うが、複雑怪奇な案件を解決するには劇的な突破口が必要だろう。
その昔、中国との国交回復を果たした故田中角栄首相や5人の拉致家族を連れて帰った小泉純一郎首相の電撃的な行動力と剛腕伝説は今なお輝きを失うことはない。
 
自国リーダーにとって他国リーダーとの人間関係を構築し維持することは大切な使命ではあるが、重要なことは結果である。
どんな大投手であっても試合中必ず何球かの失投はあり、一球の失投を見逃さず一撃で仕留める天才の出現が今こそ求められる。




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